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鼓室内チューブ留置術について

2017年10月11日

鼓室内チューブ留置術(チュービング)とは、中耳(鼓膜の裏)の気圧調節や分泌物の排泄は、耳管によって行われています。
滲出性中耳炎は、何らかの原因(子供ではアデノイド増殖症、慢性副鼻腔炎が多いです。)によって耳管の機能が障害されることにより発生すると言われています。
そのため、一時的に耳管の代わりに小さなシリコン製のチューブを鼓膜を介して入れ、換気や排泄を助け、その間に耳管や中耳の粘膜の病気の改善をはかる簡単な手術です。

手術の適応について

鼓膜切開、耳管通気治療を2~6ヵ月ほどつづけても症状や鼓膜の所見が改善されないものに行われます。

手術方法

鼓膜を麻酔した後で、顕微鏡下で鼓膜切開(数ミリ鼓膜に小さな穴をあけます)を行います。
鼓室にたまった貯留液を吸引した後にチューブを鼓膜に挟みます。
聞き分けの良い子(4歳以上)なら、局所麻酔で可能ですので、5分ほとで終わります。
動いて操作ができない場合やアデノイドや口蓋扁桃の手術を同時に行う必要があるときには全身麻酔で行うことがあります。(その際は5日~7日間入院が必要です。)

効果

チューブ留置後90%以上で聴力の改善を認めます。

合併症

鼓膜が度重なる炎症で極めて薄くなっているときは、チューブが抜けた穴が長期間残存することがあります。
半年間、閉鎖傾向がなければ鼓膜形成手術を行えば、鼓膜の穴は塞がります。
※30分ほどで終わる日帰り手術です。

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